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腹痛・下痢・便秘

当院では、日常的に起こりやすい腹痛・下痢・便秘の診療に力を入れています。お腹の不調は、一過性のものから、背景に重大な疾患が隠れているものまで多岐にわたります。当院では院長を中心に、患者さんが相談しやすい環境を整えており、年間2500例の胃内視鏡(胃カメラ)や、年間600から700例の大腸内視鏡(大腸カメラ)を実施し、精密な診断に努めています。お腹の悩みは生活の質に大きく関わるため、私たちは専門的な知識と先進的な医療機器を駆使して、一人ひとりに適した解決策を提案いたします。

腹痛・下痢・便秘の原因

腹痛、下痢、そして便秘といった症状は、消化管の働きが乱れることで起こります。その原因は多岐にわたり、生活習慣の影響から、特定の病原体、あるいは臓器そのものの異常までさまざまです。私たちが診察を行う際、まずはどのような状況で症状が現れたかを丁寧にお聞きします。

生活習慣や食生活による影響

暴飲暴食や過度なアルコール摂取、香辛料などの刺激物の摂りすぎは、胃腸の粘膜を刺激し、腹痛や下痢を引き起こすことがあります。また、食物繊維の不足や水分摂取の減少、運動不足は、便を送り出す力が弱まり、頑固な便秘の原因となります。特に、宇佐市周辺は美味しい食べ物も多いですが、塩分の摂りすぎには注意が必要です。

ストレスと自律神経の乱れ

胃腸は「第二の脳」と呼ばれるほど、精神的なストレスに敏感な臓器です。過度なストレスや緊張が続くと、自律神経のバランスが崩れ、腸の動きが過剰になったり、逆に停滞したりします。これが、腹痛を伴う下痢や便秘を繰り返す大きな要因となります。現代社会において、この心理的な影響は無視できないリスク因子(病気を引き起こす要因)の一つです。

病原体や炎症によるもの

細菌やウイルスによる感染性胃腸炎は、急激な腹痛と激しい下痢を引き起こします。また、胃十二指腸潰瘍の発生に関与するヘリコバクター・ピロリ菌も、胃の不快感や痛みをもたらします。さらに、腸に炎症が起こる難病とされる疾患も、持続的な下痢や血便、痛みの原因となります。これらは早期に適切な診断を受けることが重要です。

腹痛・下痢・便秘によって引き起こされる病気

お腹の症状を放置してしまうと、深刻な病気の発見が遅れることがあります。腹痛や便通の異常は、体からのSOSサインである可能性があります。当院では、内視鏡検査などを通じて、以下のような疾患の早期発見・管理に努めています。

胃がんと大腸がん

もっとも注意が必要なのが、悪性腫瘍です。初期の胃がん大腸がんは自覚症状が乏しいですが、進行すると腹痛、便秘、下痢、血便などが現れます。当院の大腸カメラでは、がんになる手前の大腸ポリープをその場で切除することも可能です。早期発見ができれば、内視鏡治療で完治を目指せる可能性が高まります。

がんの早期発見の詳細については「大腸がん検査」のページを参照してください。

炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)

若い世代にも増えている難病で、大腸の粘膜に潰瘍や炎症ができる病気です。激しい腹痛や粘血便、慢性的な下痢が特徴です。一度発症すると長期間の治療が必要になりますが、適切な治療によって寛解(症状が落ち着いた状態)を維持し、健康な時と変わらない生活を送ることが期待できます。

胆石症と胆のう疾患

右上の腹部やみぞおちあたりが激しく痛む場合、胆石が原因であることがあります。脂っこい食事をした後に痛みが強くなるのが特徴です。当院ではエコーやCT検査を用いて、胆石の有無や炎症の程度を迅速に診断し、必要に応じて手術の提案や専門機関への紹介を行います。

胆石に関する詳細については「胆石症・胆のう疾患」のページを参照してください。

過敏性腸症候群(IBS)

検査をしても目に見える異常は見つかりませんが、腸の動きや知覚が過敏になり、腹痛を伴う便秘や下痢を繰り返す病気です。ストレスや食事、生活環境が複雑に絡み合って発症します。生活の質(QOL)を著しく下げるため、一人ひとりのライフスタイルに合わせたお薬の調整が欠かせません。

腹痛・下痢・便秘の処置や治療法

宇佐胃腸内科医院では、患者さんの苦痛を取り除くだけでなく、その根本的な原因を突き止めるための検査と治療を提案します。内科と皮膚科を2軸とした幅広い診療内容で、全身の状態を考慮した治療を行います。

精密な内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)

当院の強みは、内視鏡による精密な診断です。内視鏡担当医は当院医師のほか、大分大学消化器内科の専門医が担当しており、質の高い検査を提供しています。苦痛を抑えた検査を心がけており、胃カメラは月曜日から土曜日の午前中に実施しています。お電話での予約も可能です。

胃の検査についての詳細は「胃カメラ(上部消化管内視鏡)」のページを参照してください。

大腸カメラと日帰りポリープ切除

大腸カメラは月、水、木、金曜日の午後に行っております。検査中に大腸ポリープが発見された場合、その場で切除を行う日帰り手術に対応しています。ただし、ポリープを切除した患者さんは安全のため1日の入院をお願いしております。初めて大腸カメラをご希望される方は、まず一度外来を受診していただく必要があります。

ピロリ菌の除菌治療

慢性的な胃の痛みや重だるさがある場合、ピロリ菌検査をお勧めします。当院では毎日検査が可能で、除菌に成功すれば胃がんの発症リスクを下げることが期待できます。ただし、検査当日は絶飲・絶食での来院が必要ですのでご注意ください。保険適用による除菌治療にも対応しています。

ピロリ菌対策については「ピロリ菌検査・除菌」のページを参照してください。

薬物療法と生活習慣の改善指導

症状に合わせて、整腸剤や便秘薬、粘膜修復剤などを適切に処方します。難病の潰瘍性大腸炎などに対しては、抗TNF製剤(レミケード、ヒュミラ)を用いた高度な治療も行っています。また、お薬だけでなく、食事内容や運動習慣の改善についても具体的なアドバイスを行い、症状が再発しにくい体づくりをサポートします。

腹痛・下痢・便秘についてのよくある質問

Q1. 便秘が続いているのですが、市販の薬を飲み続けても大丈夫ですか?

A1. 市販薬の中には、長く飲み続けると腸が刺激に慣れてしまい、薬がないと排便できなくなるタイプのものがあります。自己判断で使い続けず、まずは当院で腸の状態を確認し、ご自身に合った優しいお薬を調整することをお勧めします。

Q2. 下痢と腹痛が続いています。がんの可能性はありますか?

A2. 必ずしもがんとは限りませんが、血便や体重減少を伴う場合は精密な検査が必要です。特に40歳を過ぎてから便通に変化があった場合は、大腸カメラで器質的な異常を否定(病気ではないと判断)しておくことが安心につながります。

Q3. 胃カメラや大腸カメラは苦しいと聞きますが、予約は必要ですか?

A3. 当院ではできるだけ苦痛の少ない検査に努めています。胃カメラは電話での事前予約が可能ですが、大腸カメラは事前の診察と説明、前処置(下剤の服用)の準備が必要なため、一度外来へお越しいただく必要があります。

院長より

「お腹が痛い」「お通じが安定しない」といった症状は、日常的によくあることとして我慢してしまいがちです。しかし、そこにはご自身では気づけない体の変化が隠されていることがあります。宇佐胃腸内科医院では、地域の皆さまが「お腹の困りごと」を真っ先に相談できる場所でありたいと願っています。

私は、患者さんが抱える便秘や腹痛のお悩みに寄り添いたいと考えています。また、医学博士としての知見を活かし、内科全般、そして皮膚科まで幅広く診療を行うことで、お腹の症状だけでなく全身の健康管理をトータルでサポートいたします。当院は、大分大学病院との密接な連携体制も整えており、高度な医療が必要な場合でも迅速な対応が可能です。

「こんな小さなことで相談してもいいのかな?」と迷う必要はありません。身近な症状から大きな病気が見つかることもありますが、早めに対処すればそれだけ治療後の経過も良くなります。スタッフ一同、温かくお迎えいたしますので、どうぞお気軽にご来院ください。

受付時間

受付時間
8:30~12:00circlecirclecirclecirclecirclecircle
14:00~17:00circlecirclecirclecircle

※皮膚科は、午前は11:00まで、午後は16:00まで (土曜日は11:00まで)
※土曜日は12:00まで

休診日 日曜・祝日

外来担当医師の一覧表

診療区分 時間帯
一般外来 午前 吉岩あおい 佐藤哲郎
吉岩あおい

吉岩あおい 吉岩あおい

九大別府病院
医師


午後 吉岩あおい 佐藤哲郎 吉岩あおい 吉岩あおい
消化器
内視鏡
午前 (佐藤哲郎)
木下慶亮

矢野貴史 朝日奈文彦
午後 (船田幸宏) 矢野貴史 朝日奈文彦
皮膚科 午前 加藤美和 加藤美和 加藤美和 加藤美和 加藤美和 加藤美和
午後 加藤美和 加藤美和 加藤美和 加藤美和
専門外来 午前
高血圧外来
岩淵優毅

肛門外科外来
船田幸宏
肛門外科外来
中野眼一
糖尿病外来
松田直樹
肝臓外来
第1・3週
佐藤竜吾

呼吸器外来
第2・4週
三重野 斉
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