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胃がん検査

胃の痛みやもたれ、または「がん検診で再検査になった」と不安を感じていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。当院では、地域の皆さんの健康を守るため、胃がんの早期発見・早期治療に力を注いでいます。当院の上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)は、年間約2500例という多くの実績があり、一人ひとりの患者さんに寄り添った丁寧な診察を心がけています。

胃がん検査とは

胃がん検査とは、主に胃の粘膜の状態を直接観察し、がんや炎症、潰瘍などの異常がないかを調べるためのものです。現代の医療において、胃がんを早期に発見するために最も精度の高い方法とされているのが、内視鏡を用いた胃カメラ検査です。胃がんは初期段階では自覚症状がほとんどないため、定期的な検査を受けることが非常に重要です。

当院では、月曜日から土曜日の午前中に胃カメラ検査を実施しています。鼻から入れる「経鼻内視鏡」や口から入れる「経口内視鏡」など、患者さんのご希望や体調に合わせた選択が可能です。胃の中を直接カメラで見ることで、レントゲン検査では見逃されやすい小さな病変も見つけることが期待できます。もし異常が見つかった場合には、その場で組織の一部を採取して詳しく調べる「生検(せいけん)」を行うこともできます。

胃がんの検査は、ただ「がんがあるかないか」を調べるだけではありません。胃がんの大きなリスク因子(病気になる可能性を高める要素)であるピロリ菌の感染状況や、胃炎の進行具合を確認することも大切な目的です。早期に発見された胃がんは、内視鏡的な処置で治療できる可能性が十分にあります。そのため、私たちは「苦しくない」「受けてよかった」と感じていただける検査体制の構築に努めています。

胃がん検査の詳細については「胃カメラ(上部消化管内視鏡)」のページを参照してください。

胃がん検査で予防や早期発見ができる病気

胃がん検査を受けることで、胃がんそのものはもちろん、胃がんに繋がる可能性のある様々な疾患を早期に見つけることができます。早期発見は、その後の予後(病気の見通し)を大きく左右します。私たちが日々の診療で見つけることが多い主な疾患をご紹介します。

胃がん(早期・進行)

当院の検査では、ごく小さな「早期がん」から、ある程度進行した状態のがんまで、丁寧に観察を行います。早期に見つかれば、お腹を切らずに内視鏡で切除できる場合もあります。進行がんの場合でも、適切な外科的手術へ繋げるための的確な診断を行います。宇佐胃腸内科医院では年間約2500例の検査実績から、多くの発見・治療支援に携わっています。

ヘリコバクター・ピロリ感染症

胃がん発生の最大のリスク因子とされる細菌です。検査時にピロリ菌による胃炎の有無をチェックし、必要に応じて除菌治療を提案します。除菌を行うことで、将来的な胃がんの発症リスクを下げることが期待できます。当院では毎日検査が可能です。

ピロリ菌の検査については「ピロリ菌検査・除菌」のページを参照してください。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

胃や十二指腸の粘膜が深く傷つき、痛みや出血を引き起こす病気です。内視鏡で活動期(出血の有無など)を確認し、適切な投薬治療を行います。放置すると穴が開く(穿孔)などの重大な事態になることもあるため、早めの検査が重要です。

胃潰瘍などの詳細については「胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍」のページを参照してください。

慢性胃炎(萎縮性胃炎)

長年の炎症によって胃の粘膜が薄くなった状態です。この状態は胃がんが発生しやすい「畑」のような場所になるため、定期的な経過観察が必要になります。ご自身の胃の状態を知ることは、健康管理の第一歩となります。

胃がん検査の具体的な流れ

胃カメラ検査を受ける際の一般的な流れをご説明します。当院では、できるだけスムーズに、かつ安全に検査が行えるようスタッフ一同でサポートいたします。特に他院で血をサラサラにするお薬(抗血小板剤や抗凝固剤)を処方されている方は、安全のため必ず事前にお知らせください。

検査前日の準備

夜の21時頃までに夕食を済ませてください。それ以降の食事は控えていただきますが、水分(お茶や水などの透明なもの)は摂取可能です。当日の朝は、食事は一切摂らずに来院していただきます。ただし、当日も飲水は制限されますので、脱水にならないよう前日までにしっかり水分を摂っておくことが大切です。

検査当日の受付と処置

来院後、受付を済ませたら検査前の準備を行います。

  • 胃の中の泡を消すお薬(消泡剤)を飲みます。
  • 鼻や喉に局所麻酔をかけ、通過をスムーズにします。
  • 必要に応じて、胃の動きを抑えるお薬を注射する場合もあります。

当院では、患者さんの不安や痛みが少しでも和らぐよう、一人ひとりの状態を確認しながら進めていきます。

検査の実施と終了後

検査室に移動し、ベッドに横になります。検査時間は通常5分から10分程度です。モニターを見ながら、医師が胃の隅々まで丁寧に確認します。検査が終わった後は、麻酔が切れるまで1時間ほど飲食を控えていただきます。生検(組織を摂った場合)を行った際は、当日の飲酒や激しい運動は避けていただきます。検査結果については、当日わかる範囲で説明し、詳しい組織検査の結果が出る場合は後日改めてご案内いたします。

料金について

胃がん検査にかかる費用の目安(3割負担の場合)をご案内します。初診料や再診料、使用するお薬の内容によって前後する場合があります。また、検査中に組織の一部を採取する生検を行った場合は、追加の費用が発生します。

検査項目 費用の目安(3割負担) 備考
胃カメラ検査のみ 約4,000円 - 5,000円 初診・再診料等を含みます
胃カメラ検査 + 組織検査(1部位) 約8,000円 - 10,000円 病理診断料を含みます
ピロリ菌呼気試験(単独の場合) 約2,000円 - 3,000円 保険適用の場合の目安です

※1割負担の方は、上記の3分の1程度の金額となります。自由診療(健診・人間ドック等)としての検査をご希望の場合は、全額自己負担となりますので事前にお問い合わせください。

胃がん検査についてのよくある質問

Q1. 胃カメラは苦しいと聞きますが、我慢できないほどですか?

A1. 検査の感じ方には個人差がありますが、当院では苦痛を最小限に抑えるよう工夫しています。鼻から入れる細い内視鏡(経鼻内視鏡)はオエッとなる嘔吐反射が少なく、検査中も会話が可能です。不安が強い方は、事前にご相談いただければ適切な対応を検討いたします。

Q2. 検査は予約制ですか?

A2. はい、当院の胃カメラ検査は電話予約が可能です。お忙しい方でも計画的に受診していただけるよう、月曜日から土曜日の午前中に枠を設けております。待ち時間を短縮するためにも、事前のご予約をお勧めしております。

Q3. ピロリ菌の検査も同時にできますか?

A3. 可能です。胃カメラ検査の際に胃の粘膜を観察し、ピロリ菌感染が疑われる場合は組織を採取して迅速に検査したり、後日呼気試験などを行ったりすることができます。慢性胃炎などの診断があれば、除菌治療を含めて保険適用となります。

Q4. 検査の当日は仕事に行けますか?

A4. 特殊な鎮静剤を使用しない通常の検査であれば、麻酔が切れた後に通常通りお仕事に戻っていただくことは可能です。ただし、組織を採取した場合は安静が必要な場合もありますので、当日のご予定は無理のない範囲で調整されることをお勧めします。

Q5. 市のがん検診の二次検査は受けられますか?

A5. もちろんです。宇佐市や近隣自治体のバリウム検査などで「要精密検査」の判定が出た方の受け入れを積極的に行っています。検診結果の用紙をご持参の上、ご相談ください。

当院でおこなっている胃がん検査の診療について

当院での胃がん検査は、単に機器を操作するだけの作業ではありません。私たちは、内科と皮膚科を2軸とした幅広い診療内容を強みとしており、全身の健康状態を把握した上での胃の健康管理を目指しています。

また、検査の精度をさらに高めるため、自院の医師だけでなく大分大学消化器内科の専門医が検査を担当する体制を整えています。大学病院レベルの知見を宇佐市という身近な場所で受けていただけることは、当院の大きな特徴です。年間約2500例という豊富な検査数は、それだけ多くの病変に触れ、診断の精度を磨き続けてきた証でもあります。早期のがんは極めて見つけにくいものですが、これまでの経験と先進的な視点を持って、小さなサインも見逃さないよう努めています。

「お腹が痛いけれどどこに行けばいいかわからない」「がんが心配だけれど検査が怖い」といった不安を抱える皆さんに、寄り添い、共に解決していくのが私たちの使命です。

消化器系の不調全般に対応しておりますので、少しでも気になることがあればお気軽にご相談ください。「消化器内科・外科」のページも併せてご覧いただければ幸いです。

院長より

胃がんという言葉を聞くと、どうしても「怖い」「治らない」というイメージを持ってしまうかもしれません。しかし、現在の医療において、胃がんは早期に発見できれば、決して恐れすぎる病気ではなくなっています。実際に当院で見つかる胃がんの多くは、内視鏡治療や適切な手術によって改善を目指せる段階のものです。

私が日々、多くの患者さんと接する中で感じるのは、「もう少し早く来ていただければ」というもどかしさです。胃がんは、症状が出てからでは進行している場合が多いのが現実です。だからこそ、何の症状もなくても、40歳を過ぎたら一度は胃カメラを受けていただきたいのです。私たちは、皆さんが検査に対して抱いている「苦しそう」「怖い」という心理的なハードルを少しでも下げたいと考えています。そのために、スタッフ一同、やさしい言葉がけや丁寧な処置、そしてリラックスできる空間づくりに努めています。

当院は、地域に根ざした「お腹のかかりつけ医」として、宇佐市の皆さんの健康寿命を延ばすお手伝いをしたいと心から願っています。検査をして「何でもなかった」と確認できることも、大きな安心に繋がります。検査の結果、病気ではないと確認されれば、それはそれで心からの安らぎになるはずです。また、もし異常が見つかっても、私たちが責任を持って適切な治療の道を共に歩みます。どうぞ、一人で悩まずに、まずは気軽にお話しにいらしてください。

受付時間

受付時間
8:30~12:00circlecirclecirclecirclecirclecircle
14:00~17:00circlecirclecirclecircle

※皮膚科は、午前は11:00まで、午後は16:00まで (土曜日は11:00まで)
※土曜日は12:00まで

休診日 日曜・祝日

外来担当医師の一覧表

診療区分 時間帯
一般外来 午前 吉岩あおい 佐藤哲郎
吉岩あおい

吉岩あおい 吉岩あおい

九大別府病院
医師


午後 吉岩あおい 佐藤哲郎 吉岩あおい 吉岩あおい
消化器
内視鏡
午前 (佐藤哲郎)
木下慶亮

矢野貴史 朝日奈文彦
午後 (船田幸宏) 矢野貴史 朝日奈文彦
皮膚科 午前 加藤美和 加藤美和 加藤美和 加藤美和 加藤美和 加藤美和
午後 加藤美和 加藤美和 加藤美和 加藤美和
専門外来 午前
高血圧外来
岩淵優毅

肛門外科外来
船田幸宏
肛門外科外来
中野眼一
糖尿病外来
松田直樹
肝臓外来
第1・3週
佐藤竜吾

呼吸器外来
第2・4週
三重野 斉
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