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ニキビ・吹き出物

当院では、ニキビや吹き出物といった皮膚のトラブルに対して、皮膚科と内科の両面からアプローチする丁寧な診療を行っています。ニキビは多くの方が経験する身近な悩みですが、医学的には尋常性痤瘡(じんじょうせいざそう)と呼ばれる皮膚の病気です。放置すると炎症が広がり、一生残るような跡になってしまうこともあるため、早期に的確なケアを始めることが非常に大切です。

当院では、医師が同じ目線に立ち、患者さん一人ひとりの肌の状態やライフスタイルに合わせた治療を提案しています。内科診療の経験を活かし、便秘や食生活の乱れ、ホルモンバランスといった「体の内側」の問題にも目を向け、健やかな肌を取り戻すためのお手伝いをいたします。

ニキビ・吹き出物の原因

ニキビや吹き出物が発生する背景には、主に3つの直接的な要因が絡み合っています。これらが段階的に進行することで、目に見える「ブツブツ」となって現れます。まずはご自身の原因がどこにあるのかを知ることが、改善への第一歩となります。

毛穴の出口の詰まり

通常、皮膚はターンオーバー(新陳代謝)によって常に新しく生まれ変わっています。しかし、このサイクルが乱れると、毛穴の出口の角質が厚くなり、出口が狭くなってしまいます。これがニキビの始まりであるコメド(面皰)と呼ばれる状態です。この詰まりを解消することが、治療において非常に重要なポイントとなります。

皮脂の過剰な分泌

思春期の成長期や、大人になってからのストレス、食生活の乱れなどにより、皮脂腺から皮脂が過剰に分泌されることがあります。出口の詰まった毛穴の中に皮脂が溜まることで、ニキビは徐々に大きくなっていきます。特に糖分や脂質の多い食事、睡眠不足などは皮脂分泌を促進させる要因となるため注意が必要です。

アクネ菌の増殖と炎症

毛穴の中に溜まった皮脂をエサにして、肌に常に存在する「アクネ菌」が異常に増殖します。これに対して体が防御反応を起こすことで、赤く腫れたり、痛みを感じたりする炎症が引き起こされます。この段階まで進むと、セルフケアだけでは沈静化させるのが難しくなり、医療機関での処置が求められます。

体質や内面的な要因

当院では内科的な視点も大切にしています。肌は内臓を映す鏡とも言われ、以下のような要因がニキビの悪化に関与していると考えられます。

  • ホルモンバランスの乱れ(生理周期や更年期など)
  • 慢性的な便秘や胃腸機能の低下
  • 不規則な睡眠や過度なストレスによる自律神経の乱れ
  • 栄養バランスの偏り

皮膚科の詳細については「皮膚科」のページを参照してください。

ニキビ・吹き出物によって引き起こされる病気

「たかがニキビ」と軽視して放置したり、無理に自分で潰してしまったりすると、さらに深刻な状態へと進行してしまうことがあります。重症化すると、皮膚の深い部分までダメージが及び、以下のような「二次的なトラブル」を招く恐れがあります。

ニキビ跡(瘢痕)

激しい炎症が皮膚の奥にある真皮層まで達すると、炎症が治まった後に皮膚がクレーターのように凹んだり、逆に盛り上がったりする瘢痕(はんこん)として残ることがあります。一度凹んでしまったニキビ跡は、通常のスキンケアでは元に戻すことが難しいため、そうなる前に炎症を抑えることが肝要です。

炎症後色素沈着

赤みが引いた後に、茶色いシミのような跡が残ることがあります。これは皮膚がダメージを受けた際に生成されるメラニン色素が沈着したものです。時間の経過とともに徐々に薄くなることもありますが、紫外線の影響でさらに濃くなってしまうケースもあるため、遮光などの適切なケアが必要となります。

嚢腫(のうしゅ)と結節

炎症が非常に強く、皮膚の下で膿が溜まったり、硬いしこりのようになったりした状態です。これらは非常に治りにくく、激しい痛みを伴うこともあります。無理に排膿しようとすると周囲の組織まで壊してしまうため、医療機関での処置が不可欠です。

ニキビ・吹き出物の種類と症状

ニキビはその進行具合や見た目によって、大きく4つの段階に分類されます。ご自身のニキビが今どの段階にあるかを確認してみましょう。

白ニキビ

毛穴の出口が閉じ、中に皮脂が詰まり始めた初期段階です。ポツポツとした白い点のように見えます。まだ炎症は起きていませんが、放っておくと悪化しやすいため、この時期にケアを開始するのが理想的です。

黒ニキビ

詰まった皮脂が毛穴の出口を押し広げ、空気に触れて酸化し、黒く見える状態です。鼻の周りなどに多く見られ、汚れが詰まっているように見えますが、原因は皮脂の酸化です。

赤ニキビ

アクネ菌が増殖し、赤く腫れ上がった状態です。ここからが本格的な炎症段階であり、痛みや熱感を伴うこともあります。この段階でいかに早く炎症を沈静化させるかが、跡を残さないための鍵となります。

黄ニキビ

炎症がさらに進み、先端に黄色い膿が見えるようになった重症の状態です。周囲の皮膚までダメージが広がっており、非常に傷つきやすい状態です。この段階になると、回復後も跡が残るリスクが高まります。

ニキビ・吹き出物の処置や治療法

宇佐胃腸内科医院では、現在の症状を改善するだけでなく「新しいニキビを作らせない」ことを目標に治療を行っています。主に保険診療を中心とした、医学的な根拠に基づいたアプローチを組み合わせて進めていきます。

外用薬(塗り薬)による治療

近年、ニキビ治療に使用される塗り薬は大きく進歩しました。当院では、症状に合わせて適切な薬剤を選択します。

  • 毛穴の詰まりを改善する薬・・角質を柔らかくし、詰まった毛穴を開きやすくします(アダパレンなど)。
  • 殺菌作用のある薬・・アクネ菌の増殖を抑え、炎症を鎮めます(過酸化ベンゾイルなど)。
  • 抗菌薬・・赤く腫れたニキビに対して、細菌を直接たたく塗り薬を使用します。

内服薬(飲み薬)による治療

外用薬だけではコントロールが難しい場合や、広範囲にわたる場合には、飲み薬を併用することがあります。

  • 抗生物質・・炎症が強い場合に短期間服用し、一気に症状を落ち着かせます。
  • ビタミン剤・・皮脂の分泌をコントロールし、皮膚の修復を助けるビタミンB2やB6などを処方します。
  • 漢方薬・・便秘がちな方、冷え性の方、生理前に悪化する方など、体質的な要因が強い場合に適した処方を行います。

内科的アプローチと生活指導

私たちは「体の中から美しく」をモットーに、以下のようなアドバイスにも力を入れています。胃腸の調子を整えることが、結果として肌の健康につながることが多いからです。

  • 糖分や油分を控えたバランスの良い食事のアドバイス
  • 良質な睡眠を確保するための工夫
  • 胃腸機能を高め、便秘を解消するための指導
  • 正しい洗顔方法(こすらず、優しく洗う)の実践

食事療法に関する詳細については「生活習慣指導・食事療法」のページを参照してください。

料金について

当院でのニキビ・吹き出物治療は、原則として健康保険が適用される保険診療にて行っております。自己負担額は、年齢や保険の種類によって異なりますが、一般的な診察と処方箋の発行にかかる費用の目安は以下の通りです。

項目 3割負担の場合の目安
初診料・診察料 1,000円 - 1,500円程度
再診料・診察料 500円 - 800円程度
お薬代(薬局にて支払い) 1,500円 - 3,000円程度(内容による)

※処置の内容や処方されるお薬の種類、日数によって金額は前後します。あらかじめご了承ください。

ニキビ・吹き出物についてのよくある質問

Q1.ニキビは自然に治るのを待つしかないのですか?

A1.自然に治ることもありますが、放置すると炎症が長引き、ニキビ跡が残ってしまうリスクがあります。医療機関で適切な治療を受けることで、早くきれいに治し、将来の跡を予防することが期待できます。

Q2.市販薬を使っても治らないのですが、受診しても大丈夫ですか?

A2.もちろんです。市販薬で改善が見られない場合、お薬の種類が現在の症状に合っていない可能性があります。当院では医師が診察し、より効果の期待できる医療用医薬品を処方いたします。

Q3.ニキビは潰してもいいのでしょうか?

A3.ご自身で無理に潰すことは絶対にお勧めしません。周囲の組織を傷つけ、バイ菌が入ってさらに腫れたり、深い跡が残ったりする原因になります。どうしても膿が気になる場合は、クリニックで適切な処置を受けてください。

Q4.食生活で気をつけることはありますか?

A4.特定の食べ物だけでニキビができるわけではありませんが、チョコレートなどの糖分や、揚げ物などの脂質を過剰に摂取すると、皮脂の分泌を促すといわれています。栄養バランスの良い食事と、規則正しい排便を心がけましょう。

Q5.メイクはしてもいいですか?

A5.基本的には可能ですが、油分の多いファンデーションなどは毛穴を塞いでしまうことがあります。ニキビができにくい「ノンコメドジェニック」と記載された製品を選び、帰宅後は早めに優しくクレンジングすることをお勧めします。

院長より

ニキビや吹き出物のお悩みは、鏡を見るたびに気持ちが沈んでしまったり、外出が億劫になったりと、心に大きな影響を及ぼすものです。私自身、女性として肌のコンディションが日々の活力に関わることを深く理解しています。

当院の強みは、内科と皮膚科を2軸とした包括的な診療ができる点にあります。単に外からお薬を塗るだけでなく、消化器内科としての知見を活かし、便秘の解消や食事内容の見直しなど、お体全体の調子を整えることで、根本的な肌質の改善を目指しています。「こんな些細なことで病院に行ってもいいのかな」と悩まれる必要はありません。思春期のお子さんから大人の方まで、世代を問わず多くの方が受診されています。

当院では、リラックスしてお話しいただけるような雰囲気づくりを心がけております。地域の皆様が、健やかで自信の持てるお肌で毎日を過ごせるよう、精一杯サポートさせていただきます。お一人で悩まず、まずは一度お気軽にご相談にいらしてください。スタッフ一同、笑顔でお待ちしております。

受付時間

受付時間
8:30~12:00circlecirclecirclecirclecirclecircle
14:00~17:00circlecirclecirclecircle

※皮膚科は、午前は11:00まで、午後は16:00まで (土曜日は11:00まで)
※土曜日は12:00まで

休診日 日曜・祝日

外来担当医師の一覧表

診療区分 時間帯
一般外来 午前 吉岩あおい 佐藤哲郎
吉岩あおい

吉岩あおい 吉岩あおい

九大別府病院
医師


午後 吉岩あおい 佐藤哲郎 吉岩あおい 吉岩あおい
消化器
内視鏡
午前 (佐藤哲郎)
木下慶亮

矢野貴史 朝日奈文彦
午後 (船田幸宏) 矢野貴史 朝日奈文彦
皮膚科 午前 加藤美和 加藤美和 加藤美和 加藤美和 加藤美和 加藤美和
午後 加藤美和 加藤美和 加藤美和 加藤美和
専門外来 午前
高血圧外来
岩淵優毅

肛門外科外来
船田幸宏
肛門外科外来
中野眼一
糖尿病外来
松田直樹
肝臓外来
第1・3週
佐藤竜吾

呼吸器外来
第2・4週
三重野 斉
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