メニュー

かゆみ・乾燥肌

当院では、地域の皆さんの「かゆみ」や「乾燥肌」という切実なお悩みに日々向き合っています。肌のカサつきやかゆみは、年齢や季節のせいだと諦めてしまいがちですが、実は適切なスキンケアや治療で大きく改善できることが多い症状です。当院は内科と皮膚科を2軸とした診療を行っており、お肌の表面的なトラブルだけでなく、内臓疾患や体質からくる全身のサインを見逃さない多角的な視点を大切にしています。また、デリケートなお肌の悩みもリラックスしてご相談いただけるよう心がけています。

かゆみ・乾燥肌の原因

肌のかゆみや乾燥は、単一の原因ではなく、複数の要素が複雑に絡み合って起こることがほとんどです。私たちの皮膚は本来、外部の刺激から身を守るバリア機能を備えていますが、この機能が低下することでトラブルが生じやすくなります。

皮膚のバリア機能の低下

健康な肌は、表面の角質層や皮脂膜によって潤いが保たれています。しかし、加齢や体質、さらには間違ったスキンケアによってこのバリアが壊れると、水分が逃げ出して肌が乾燥し、外部からの刺激に敏感になってしまいます。バリアが弱まった肌は、少しの摩擦や温度変化でも「かゆみ」として感じやすくなるのです。

環境要因と生活習慣

現代の生活環境には、肌を乾燥させる要因が溢れています。季節による湿度の低下はもちろん、長時間エアコンの風に当たることや、熱すぎるお風呂への入浴も肌の脂分を奪う原因となります。また、ストレスや睡眠不足も肌のターンオーバー(生まれ変わり)を乱し、乾燥を悪化させる一因と考えられています。

内科的要因(全身疾患との関連)

皮膚そのものの問題だけでなく、内臓の不調がかゆみとして現れることがあります。当院では内科も併設しているため、以下のような内科的側面からの確認も重視しています。

  • 糖尿病による血流悪化や免疫力の低下が引き起こす乾燥とかゆみ
  • 腎機能や肝機能の低下によって体内に溜まった老廃物が神経を刺激するケース
  • 貧血や甲状腺の異常による皮膚の乾燥

心当たりのある方は、「糖尿病内科」のページ「腎臓内科」のページも併せてご覧ください。肌を通じて全身の健康状態をチェックすることが重要です。

かゆみ・乾燥肌によって引き起こされる病気

乾燥肌を放置しておくと、かゆみが増して皮膚を掻き壊してしまい、さらなる疾患へと進行することがあります。早めに対応することで、悪循環を断ち切ることが可能です。

皮脂欠乏性湿疹

乾燥肌がさらに進行し、肌に赤みやひび割れ、強いかゆみを伴う湿疹が生じた状態です。特に冬場のすねや背中、腰回りに多く見られます。高齢の方に多い症状ですが、近年は若年層でもエアコンによる乾燥で発症する方が増えています。掻くことで炎症が広がり、さらにかゆくなるという悪循環に陥りやすいのが特徴です。詳細については「湿疹・皮膚炎」のページを参照してください。

アトピー性皮膚炎

もともとバリア機能が弱い体質の方に、環境的な刺激やアレルゲンが加わることで、良くなったり悪くなったりを繰り返す慢性の湿疹です。乾燥肌はアトピー性皮膚炎の基礎となる状態で、肌を潤った状態に保つことが治療の基本となります。当院では患者さん一人ひとりのライフスタイルに合わせた管理を行っています。詳しくは「アトピー性皮膚炎」のページをご覧ください。

じんましん

特定の刺激や体調不良によって、皮膚が一時的に赤く盛り上がり、強いかゆみが出る病気です。乾燥した肌は外部刺激に弱いため、じんましんを誘発しやすい状態といえます。慢性的なじんましんの陰に、内科的な疾患が隠れている場合もあるため注意が必要です。詳細は「じんましん」のページで解説しています。

かゆみ・乾燥肌の処置や治療法

宇佐胃腸内科医院での「かゆみ・乾燥肌」の治療は、現在の症状を抑えることと、再発を防ぐためのケアを並行して進めていきます。

保湿剤によるスキンケア

乾燥肌治療の柱は、徹底した保湿です。ヘパリン類似物質や尿素、ワセリンなどの保湿剤の中から、患者さんのお肌の状態や使用感(ベタつきの好みなど)に合わせて使い分けます。塗り薬の種類だけでなく、塗る量や回数、タイミング(入浴後すぐなど)についても丁寧にご説明いたします。

外用薬(塗り薬)による炎症の抑制

すでに湿疹やかゆみが強く、皮膚が赤くなっている場合には、ステロイド外用薬や免疫調整薬を使用します。ステロイドと聞くと副作用を心配される方もいらっしゃいますが、適切な強さの薬を、期間を決めて使用することで、安全に炎症を鎮めることができます。症状が落ち着いたら、徐々に薬を切り替えていく寛解維持を目指します。

内服薬によるかゆみのコントロール

夜も眠れないほどのかゆみがある場合は、抗ヒスタミン薬などの飲み薬を併用することがあります。かゆみを抑えることで「掻く」という物理的な刺激を減らし、皮膚の再生を促します。眠気の出にくいタイプなど、お仕事や生活に支障のない薬剤を選択します。

生活習慣のアドバイス

お薬の処方だけでなく、日々の生活で気をつけていただきたいポイントも具体的にお伝えしています。例えば、体を洗う際にナイロンタオルを使わず、石鹸を泡立てて手で優しく洗うことや、部屋の加湿、衣類の素材選び(綿製品の推奨など)が挙げられます。これらは地味な対策に見えますが、根本的な改善には欠かせない要素です。

かゆみ・乾燥肌についてのよくある質問

Q1. 市販の保湿剤で治らないのですが、受診したほうが良いですか?

A1. はい、ぜひご相談ください。市販の保湿剤で改善しない場合、すでに皮膚に炎症(湿疹)が起きており、保湿だけでは不十分な可能性があります。また、かゆみの原因が内臓疾患に関係している場合もありますので、医療機関での診察をお勧めします。

Q2. 病院で処方されるステロイド薬は、ずっと使い続けないといけないのでしょうか?

A2. いいえ。炎症が強い時期にはしっかり使い、肌の状態が良くなってきたら、保湿剤のみに切り替えたり、作用の穏やかな薬に変更したりします。漫然と使い続けるのではなく、医師が経過を見ながら適切な調整を行います。

Q3. 乾燥肌は体質だから、完全に良くなることはないのでしょうか?

A3. 体質的な要素はありますが、適切なスキンケアと治療を継続することで、かゆみを感じることなく快適に過ごせる状態を維持することは十分に期待できます。症状をコントロールし、健やかな肌を目指していきましょう。

Q4. お風呂の入り方で気をつけることはありますか?

A4. お湯の温度は38〜40度程度のぬるめに設定し、長湯は避けましょう。熱いお湯は肌の潤い成分を溶かし出してしまいます。また、お風呂上がりは水分が蒸発するのと同時に乾燥が進むため、5分以内に保湿剤を塗るのが効果的です。

院長より

当院では、患者さんの皮膚の悩みが少しでも早く解消され、笑顔で毎日を過ごしていただけるような診療を大切にしています。

当院の強みは、内科と皮膚科を統合した視点を持っていることです。例えば、頑固なかゆみが続いている場合に「もしかしたら血糖値の状態が影響しているのではないか」といった内科的な疑いも含めて、総合的に判断することができます。大分県宇佐市のこの場所で、地域のかかりつけ医として、お肌という窓口から皆さんの健康を支えていきたいと考えています。

「こんな些細なかゆみで病院に行ってもいいのかしら」と迷われる必要はありません。ひどくなる前に処置を始めることが、結局は一番の近道になります。私たちは、皆さんが安心して肌の悩みを打ち明けられる場所でありたいと願っています。

受付時間

受付時間
8:30~12:00circlecirclecirclecirclecirclecircle
14:00~17:00circlecirclecirclecircle

※皮膚科は、午前は11:00まで、午後は16:00まで (土曜日は11:00まで)
※土曜日は12:00まで

休診日 日曜・祝日

外来担当医師の一覧表

診療区分 時間帯
一般外来 午前 吉岩あおい 佐藤哲郎
吉岩あおい

吉岩あおい 吉岩あおい

九大別府病院
医師


午後 吉岩あおい 佐藤哲郎 吉岩あおい 吉岩あおい
消化器
内視鏡
午前 (佐藤哲郎)
木下慶亮

矢野貴史 朝日奈文彦
午後 (船田幸宏) 矢野貴史 朝日奈文彦
皮膚科 午前 加藤美和 加藤美和 加藤美和 加藤美和 加藤美和 加藤美和
午後 加藤美和 加藤美和 加藤美和 加藤美和
専門外来 午前
高血圧外来
岩淵優毅

肛門外科外来
船田幸宏
肛門外科外来
中野眼一
糖尿病外来
松田直樹
肝臓外来
第1・3週
佐藤竜吾

呼吸器外来
第2・4週
三重野 斉
▲ ページのトップに戻る

Close

HOME